農業 × バイク = スーパーカブ!?海外でバイクを買ってみた!
カンボジア在住のRyotaです。
農業大国のカンボジアに住み、農業スタートアップノウタス社の役員をしている私ですが、正直なところ、日々の生活に「農」があまりありません。
消費専門。知識先行。こりゃいかん。
暮らしに農を足して、今年こそ真のノウタスピーポーになるぞ!ってなことで、私が生産者になっていくまでの道程を少しずつご紹介していけたらと思います!
Contents
まずは農地を探さなきゃ
私はアパートメント暮らしなので、庭がありません。家庭菜園をやろうにも土地がない。
・・・あ、そういえば。ラタナの実家、果物農家じゃなかったっけか?カンボジア人の友達の家業が農家であることを思い出しました。早速連絡だ!
「自分で食べる用の野菜とかハーブとかを50平米くらいの土地でやりたいんだけど」
「空いてる土地あるからとりあえず試しにやってみたら?」
ラタナ氏、まじでいいやつ。。。ありがとう!すぐに視察にいくよ!
と思ったのですが、我が家からはちょっと離れている。たまに行くくらいならトゥクトゥクでいいけど、荷物も運ぶだろうし、トゥクトゥクだと機動力が低いなぁ。今後のことを考えるとなんらか自前の移動手段が必要になりそうだなぁ。
車かバイクか。車種はどうするか
わたし、カンボジアに来てる間に自動車免許を既に失効してますので、バイク一択。カンボジアは125CCまでのバイクは免許が不要です(いまのところ)。
次は車種か。
え、一択じゃん!chatGPTってHondaの代理店やってんのか!ってくらい一択。「農作業の相棒」ときたか。
OK。農家のバイク=スーパーカブっていう認識もあるし、スーパーカブを探そう!
バイクショップめぐり、スーパーカブ探し
カンボジアは、エリアごとに同じ商材が売っている店が集積しています。調理器具街、電子機器街、建材街、仏具街、バイク街、みたいな感じ。日本で例えるならかっぱ橋道具街にいくと、調理器具屋さんが集まってるようなイメージです!
バイク街はこんな雰囲気。軒先にバイクをズラッと並べたお店が、ズラ~ッと並んでいます。まさに軒を連ねるってやつですね。
過去の経験から、こういうローカルのお店では英語は通じないと思ったほうがよい。そして大変情けないことに私はカンボジア語(クメール語)がほとんど話せない。
友達に来てもらいました!親友のソパくんです!休日でしたが仕事に出ていたようで、合間を縫って来てくれました。ほんとにありがとう!
・・・まいったな。スーパーカブが全然ないぞ。
確かにカンボジアでスーパーカブはあまり見ない。どちらかというとHonda Dreamというバイクのシェアが圧倒的に高い。ソパくんに聞いてみると「スーパーカブはおじいさんたちが乗ってるイメージかな」とのこと。なんてこった。
でもこだわりたい。わたし実は若い頃に郵便局員として働いていたことがあります。カブにもう一度乗りたい気持ちが湧いてくる。
バイク屋通りをウロウロすること数十分。
おお! いい感じのスーパーカブを発見!
とりあえずその辺乗ってこい、とバイク屋に鍵を渡され試運転。うん、ちゃんと動くし止まる。でもホーンが鳴らないとか気になるところはあるぞ、、、
とソパくんに伝えるとバイク屋のオーナーは「オッケーオッケー」といいながらバイクに乗ってどこかへ。
すぐ戻ってきた。「バッテリーとオイル交換してきたよ」ですって。
そしたら文句ないっすわ。金額交渉もソパくんがしてくれて、30ドルほど安くしてくれました。
総額750ドルでお買い上げ。良い感じ!
手続き
さて車体の登録とかどうするんだろうなぁ。
「Passport!」と言われてパスポートの画像をシェア。なにか書類を作っている。
「Thumb!」と言われて書類に拇印。
終わったらしい。
たまに警察に止められるからその時はこれを持っていないと違反になるよとのことです。
学び
海外でローカルの店でバイクを買うときは、
絶対に現地の友達について行ってもらったほうが良い
持つべきものは友!
海外暮らしをする人は、困ったときに現地のお友達が助けに来てくれるように、信頼を積み上げることがとても大事だと思います。僕もラタナくんやソパくんが困ったときに恩を返せるように生きていきたいです。
さて、今後手に入れたスーパーカブとともに、「海外で家庭菜園やってみてる」シリーズをお届けできればと思います!交通安全!
お楽しみに!