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ノウタス高槻農園の1年目のお話 7月のできごと

農と仕事, 農作業

こんにちは!ノウタス高槻農園のたまちゃんです。大阪府高槻市にあるノウタス高槻農園で高槻に常駐しぶどう農園を管理しています。前回、10月に投稿した記事では、ノウタスが農地を借り受けた6月にどんな作業をしていたのかご紹介しました。

引き続き、繁忙期の7月のお話をしていきたいと思います!

まだまだ続く摘粒作業

6月末〜7月の頭、まだまだ腰が本調子ではない私に、救世主が現れました!
高槻市内にキャンパスがある関西大学の学生さん、そしてノウタスのInstagramで募集してお手伝いに来てくださったフォロワーさんに、農作業をお手伝いいただきました。

前回説明した、摘粒作業をお手伝いしてもらい、成長の早かった紅伊豆、ピオーネの摘粒・ジベレリン処理を完了。この農園で生えているぶどうの木の仕立て方は、子供でも手が届くほどの低い位置にも実ができるので、地味に腰への負担がかかっていたんですが、お手伝いいただいたおかげで随分と回復に務めることができました…!

シャインマスカットの成長は…?

先述した紅伊豆、ピオーネに比べ、シャインマスカットの成長はあまり芳しくありませんでした。

1週間ほど様子を見ましたが、なかなか大きくならず…なので、他の品種よりも小さいままですが、2度目のジベレリン処理を行い、さらに大きくなるのを待つことにしました。

夏は虫も元気…!?

まだまだ成長するぶどうの木ですが、大きくなりすぎると栄養が実に行かなかったり、葉っぱが増えすぎると日が当たらなかったり…伸びすぎたり、鬱蒼としすぎないように枝葉の整理もしていました。
場所によっては、少し涼しく感じるほど伸びてしまっていたところもあったので、ばさばさと間引いていたのですが…今月もやっぱり、アクシデントは待っていました…。

※画像は11月現在のものです

今もしっかり手の甲に残るこの痕…蜂に刺されてしまいました…!
幸い、農作業用の手袋をしていたため、針が手に残ることはなく軽傷で済みましたが、本当にびっくりしました…この日はさすがに農作業を中断して病院に駆け込みました。その後、やっぱり蜂は怖いのでこんなものを用意しました。

SNSなどでもよく見かけていた、このオニヤンマのバッジ。いろんな農家さんが蜂が寄ってこないと話題にしていたので、ホームセンターで即購入!帽子につけて農作業を再開しました。その間、蜂がわかりやすく引き返す的なわかりやすい効果を目撃したわけではないのですが、刺されることはなくこの夏を乗り切りました。

ぶどう狩りでよく見る?景色

みなさんはぶどう狩りに行った時、このような袋と傘がかかっているぶどうをみたことはありませんか?

この時期になると、袋掛け、傘掛けという作業をします。その名の通り、袋と傘をぶどう一つ一つにかける作業。実が色づくまでぶどうはこの袋の中で過ごします。なぜこの袋と傘をつけるのかというと、病気の原因となる雨や、日焼け、鳥害などを防いでいます。いるんですが…

7月下旬。農園に足を運ぶと、信じられない光景が広がっていました。

なんということでしょう。
匠の技により、綺麗に破かれ落とされている袋と傘。そしてまだ青いにも関わらず食べられ、落とされて腐ってしまったぶどうの実。何者かによって、たわわに実っていた紅伊豆の半数以上がこの状態になってしまいました。

果たしてこのぶどう泥棒の犯人は誰だったのか。残ったぶどうはどうなったのか!?

これはまた次回!お伝えします!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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