
ポタジェガーデン、はじめます!
ノウタス編集長として、今年は思いっきり暮らしに農を足そうといろいろと考えてきましたが、「ポタジェガーデン」はじめます!
今日は「ポタジェガーデン作り」の第一歩についてご紹介します。
Contents
ポタジェガーデンって、知っていますか?
ポタジェガーデンとは、フランス発祥の“食べられる庭”のこと。野菜やハーブ、果物と、草花を一緒に育てる、美しくて実用的な庭のスタイルです。
畑と花壇のいいとこ取りをしたようなこの庭づくり、世界的にはルイ14世のためにつくられたポタジェ・デュ・ロワが有名です。マリーアントワネットも愛した庭として知られていて、今でも存在しています。

地元の暮らしが息づくコロニーの一角で
今回ご縁があって、約400平米ほどの土地をお借りすることになりました。
そこは、カンボジア人とスイス人のご夫婦が運営する、カンボジアの昔ながらの暮らしを守るコロニーの一角。彼らのあたたかい想いと行動力に共感し、この場所で何かを育ててみたい、という気持ちが湧いてきました。
メコン川を越えて
この場所へ行くには、プノンペンからメコン川を船で渡る必要があります。船の上で川風に吹かれる時間は、都会の喧騒から離れ、気持ちがリセットされる貴重な時間。
休日にこの地を訪れるのが、最近の楽しみになっています!

草ぼうぼう。
借りた土地は、長らく使われていなかったようで、一面が草に覆われていました。まずは草を根っこからシャベルで掘り起こし、穴に運ぶを繰り返し…。地味だけど、成果がわかりやすく、良くなっていく実感がともない、なんだかワクワクする作業でした。
にしても、、、体力勝負ですね。農家の平均年齢68.7歳。みんなどんだけ元気なんだよ!すげーな!

自然の恵みがすでにそこに
驚いたのは、立派なバナナの木と大きなヤシの木がすでに敷地内にあったこと。どちらも葉が大きく、日中でも涼しい木陰を作ってくれます。バナナはたわわに実り、地面にはパームの実がたくさん落ちていました。
何もしていないのに、すでに自然の恵みがある。これからのガーデンづくりに、とても心強い存在です!
「畑」ではなく、「庭」として捉える
400平米という広さは、ただの菜園として使うにはもったいない。なので、この場所を“庭”として捉え、一つのポタジェガーデンとして設計していこうと考えています。野菜やハーブだけでなく、草花や小道なども組み合わせて、「育てる」「食べる」「眺める」「過ごす」をすべて楽しめる空間を目指します!
ワークショップにも使えるかなぁ。ノウタスの○○にも◯◯で、、、、。いろいろと構想が膨らみます。

次回は、プランニングと植え付けへ
今はようやく、草むしりと測量が完了したところ。ここからはプランを立て、優先順位を決めて、いよいよ種まき・苗の植え付けへと進みます。
次回もお楽しみに!
