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ノウタス社員のひとりごと

SNSで話題のマクドナルドに行ってみた話

大阪・庄内にあるマクドナルドが、なぜか「ほかの店舗より美味しい」と話題になっているらしい。
特にSNSでは「揚げ物が美味しい」と評判になっている。
半信半疑ながら、その都市伝説めいた噂に心がざわついてしまい、好奇心だけを頼りに庄内へ向かうことにした。 (諸々に配慮して、「マック」「マクド」といった表記は避けさせていただきます。論争に巻き込まれるのはごめんじゃ

庄内駅を降りて歩くこと数分、街並みはごく普通の郊外の雰囲気である。
特別な何かを感じることもなく、店に着いてまずは注文カウンターのメニューを眺める。

SNSの情報を信じて、今回は揚げ物中心に注文することにした。 定番のえびフィレオ、ポテト、チキンナゲットに加え、季節限定のベーコンポテトパイを選んだ。 豪華なセットである。気分はちょっとしたパーティだ。

同行した友人はサムライマックを注文していました。

さて、注文を終えて番号札を手に取り、店内の様子をじっくりと観察する。
店内は特別きれいでもなければ古びてもいない、本当に普通のマクドナルド。 いつも通り、子ども連れの家族や学生グループ、ひとりで食事をしている人たちがちらほら。 「なんだ、普通じゃないか」と少し残念な気持ちになり始めた頃、ついに番号が呼ばれた。

トレイを受け取り席に着くと、まずはポテトから手を伸ばす。

一本口に放り込んだ瞬間、「あれ?」と小さくつぶやいてしまった。

カリッと揚げられており、酸化した油の味が全く感じられない。
さらに、塩がまんべんなくまぶされており、ポテト一本一本にしっかりと味がついている。
これはいつもより美味しい。極端に違うわけではない。ただ、何かが違う。

続けてチキンナゲットを口にする。 衣はとにかくカリッとしており、べちゃっとした部分がまったくない。
丁寧に揚げられているのか、味がしっかりしているように感じる。 「あ、これは確かに違うかも」と、じんわり納得してきた。

次にメインのえびフィレオに手を伸ばす。 まず包み方が丁寧で、見た目からして美しい。
食べてみる。エビはしっかり揚げられていて、カリカリとプリプリの食感のコントラストが絶妙である。 各素材が混ざることなく、それぞれの味をはっきりと感じられる。 ソースもまんべんなくかかっていて、バーガー全体が均一な味わいになっている。
時間が経って冷めてくると、さらに違いがわかってくる。パンがふわふわモチモチな食感を保っていて、べちょっとする気配すらない。

最後のベーコンポテトパイ。うん、これはいつも通りの美味しさ。
熱々のパイ生地と中身のポテトとベーコンの組み合わせは安定のクオリティである。

トレイを見れば、あっという間に完食していた。
特に違いを感じたのはチキンナゲット、ポテト、えびフィレオ。 劇的に変わったというほどではないが、明らかに丁寧さや質の良さが感じられた。

この微妙な美味しさの秘密は何だろう。 店員さんの手際の良さか、材料の微妙な差なのか。
個人的な考察を書いておくと、とにかく作り方が丁寧なんじゃないかと思う。
揚げ物はフライヤーの油を頻繁に変えているためか酸化した味を感じないし、しっかり油切りをしているためかサクサク感が長く持続している。
バーガーも丁寧に包んでいるためか、ソースが均等で具材同士が変な混ざり方をしないんだと思う。

結論として、少なくともSNSの評判には一定の説得力があると感じた。 庄内のマクドナルドは確かに美味しいと思う。
しかも、おそらく店員さんの丁寧な配慮によって成り立っている。

信じるか信じないかはあなた次第。 だが、一度は庄内に足を運び、この差を自分の舌で確かめてみるのも悪くないと思う。
ちょっとした驚きを楽しめるかもしれないから。

そして、美味しい商品を作ってくれる店員さんに「ごちそうさま」と感謝を伝えましょう。

食べ終わった揚げ物のトレーに油染みができていないのも地味にすごいことだと思う!

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