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地元のブランド食材 ー 糸島ブランドの魅力

はじめまして。九州担当のまつだです。

東京から福岡に引っ越して

突然ですが、みなさんは「福岡県」と聞いて、どんなイメージを持たれますか?
やはり「食べ物がおいしい!」という印象が強いのではないでしょうか。

私事ですが、昨年、約20年暮らした東京から初めて福岡県福岡市へ引っ越してきました。
福岡県に決めた理由は、実家の熊本県に近いことや、友人が(比較的)近くに住んでいるというのが主な理由なのですが、とは言ってもほとんど何も知らない土地での生活。
知人をつくる&周辺地域を覚えるため、引っ越し後は意識的に地元の飲食店を巡っているのですが、そんな中でよく見かけるキーワードがありました。

それが「糸島産」。

糸島とは?

福岡県で糸島といえば福岡県の最西部に位置する糸島市のことを指し、最近では観光や企業誘致でよく目にするキーワード。特に「糸島ブランド」と呼ばれる食材が有名ですが、私がこれを最初に見た感想は「糸島市ってあったっけ・・・?」

調べてみると、糸島市は2010年に合併して誕生した比較的新しい市で、私が東京に住んでいた頃に生まれていたため、その存在に気づいていませんでした。
そんな糸島市は、ロケーションや観光スポットなど、多くの魅力に溢れているのですが、今回は農作物を中心とした「糸島ブランド」について福岡市在住&福岡初心者の私が感じた魅力を紹介したいと思います。

糸島観光サイト|つなぐ糸島(外部サイト) 

糸島ブランドの魅力

1. 高品質で豊富な種類の食材

福岡市から車で約30分とアクセス良好でありながら、海と山に囲まれた自然豊かな地域、それが糸島市。この地形や昼夜の寒暖差の影響もあり、 とにかく食材の種類が豊富でどれもが高品質。食材の鮮度と質の高さが、多くの人を惹きつける理由の一つです。

  • 野菜
    • キャベツ
    • トマト
    • アスパラガス
  • 果物
    • いちご(あまおうなど)
    • ぶどう(巨峰、シャインマスカットなど)
    • 柑橘類(甘夏、レモンなど)
    • ブルーベリー
  • 肉類
    • ジビエ(猪、鹿、鴨など)
  • 海産物
    • 牡蠣
    • 真鯛

2. 地産地消の推進

福岡市内の飲食店では、いたるところで目にする「糸島ブランド」。
東京や私の地元・熊本でもこれほど特定の地域のラベルが使われているのを見たことあるかな?と思うほどで、 調べたところ「地産地消応援団(外部サイト)」といった取り組みを始め、糸島市では地域食材の利用促進やPR活動に大変力を入れられているようです。

実際、糸島市だけではなく、福岡市内で開催されるイベントでも「糸島ブランド」の食材食材を使った料理が提供され、 観光客など福岡に訪れる人々に地域の魅力を伝える場となっています。 この取り組みは、福岡市や糸島市の相互の地域経済の活性化にも大きく貢献しているよう感じられます。

3. 地域全体によるブランド価値向上

福岡市に住んでいてもよく目にする糸島市のPR活動。
福岡市内の百貨店やイベントスペースで特産品フェアを開催し、 糸島産の野菜、加工品などを直接購入できる機会を提供しています。 また、福岡市内の飲食店との連携で、糸島産食材を活用した限定メニューを提供し、都市部の消費者にその魅力を発信。 さらに、福岡市内で行われる観光イベントでは、糸島の自然や文化を紹介する展示やワークショップを開催し、都市と地域のつながりを深めています。

こうした活動は、都市部の顧客層に糸島の価値を広めると同時に、観光客や移住希望者の増加にもつながっています。

おわりに

今回は「糸島ブランド」についてご紹介しました。
これまであまり意識することのなかった地元ブランド食材ですが、調べてみると自治体の取り組みや地元愛を感じることができ、非常に興味深かったです。

あなたの住む地域には、どんなブランド食材がありますか?

福岡に遊びに来た際には是非「糸島ブランド」を見つけてみて下さい!

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