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ノウタス社員のひとりごと

東京で月餅を探して

はじめに

秋がはじまり、世間が月見バーガー一色になると私にはふと恋しくなるお菓子があります。
「月餅」です。
私が青春時代を過ごしたタイ・バンコクでは当たり前に9月ごろから月餅は当たり前に売っていて、
スタバでも手に入るごくごく身近な食べ物でした。

でも、東京で暮らしていると、これがなかなか見つからないんです。
スーパーを回っても、デパ地下でも、どこにも見当たらない。
「そういえば、月餅ってどこで買えるんだろう?」と気になって、
今年はちょっと本気で探してみることにしました。

月餅の特徴

月餅は、中国や台湾では中秋節に欠かせない伝統のお菓子です。
丸い形は「家族円満」を意味していて、みんなで分け合って食べるのが習わし。
毎年学校に誰かしらが持ってきてみんなでシェアして食べたのが良い思い出です。
中には小豆あんやナッツ、卵の黄身が入ったものもあり、中でも私はナッツ入ったざくざく系の月餅が大好きです。
絵文字もあるくらいメジャーなお菓子なんですよ →これです「🥮」

実際に探してみた

いくつかあたりをつけて都内を探し回りました。
最初に向かったのはカルディ。
世界のお菓子やコーヒーがずらりと並ぶあの店なら、きっと中華系のスイーツも置いているはず。
お菓子のコーナーには月餅の姿はなく、レジ横なら・・!と探してみましたが、お目当てのものはありませんでした。。。

次は成城石井へ。
ちょっと特別な輸入菓子が並ぶこの店なら、きっと……と期待。
和菓子コーナー、アジアンフード棚、スイーツ売り場を一通りチェック。
奇遇にもちょうど台湾フェアをやっているじゃありませんか!
しかしどこにも月餅の姿はなく、成城石井でいつものお買い物をして帰宅。

帰り道に中国茶を扱ってるゴンチャならもしかして?と思って寄ってみましたが、やっぱり見つからず。
「月餅って、こんなにレアな存在だったっけ?」としょんぼりしました。

リサーチをして再挑戦

街中歩き回っても見つからないということは売っているところが限られている。
さすがに中華街にはありそうですが、少し遠いので都内で買えるところを調べました。
ヒットするのはラグジュアリーなホテルくらいで、これは普通に歩き回っても見つからないと笑ってしまう事態です。
しかしどこも予約商品で今年分はすでに完売・・!
日本で月餅を手に入れるには予約が必要なのかと驚きです。
その中で銀座ウエストは当日購入でも購入できると情報を得たので翌日銀座三越へ行ってみることにしました。

朝10:20。さすがにこの時間なら買えるでしょ!と満を持して店頭へ。
ショーケースに月餅の姿はなく、カウンターの上に完売の文字が。。。

落胆していると店員さんに7丁目の本店は11時OPENだから今から並べば買えますよ、と最高なアドバイスをいただき
そのまま本店へ向かい開店待ちをしてようやくGET!
やっと出会えました

東京でも月餅は買える

東京でも月餅はちゃんと買える。
でもそれを見つけるまでの時間が、想像していたハンティングジャーニーとは大きく異なりました。
お団子や月見バーガーも良いですが、ぜひ来年は月餅の存在も思い出して秋の夜を楽しんでもらえたら嬉しいです。🥮🎑

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