
ノウタスの新体制について
6月17日、ノウタス株式会社に二人の新しい取締役が加わりました。
グローバルな経営と技術支援のプロフェッショナルである中村智広さん、そして「パープルM」事業を構想から率いてきた村上信五さんです。ノウタスが次のステージへ進むうえで、これ以上ない頼もしい布陣が整った――私は心からそう感じています。そして、尊敬するお二人が経営陣に加わっていただくことを大変光栄に思います。
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中村智広さん
中村さんはソニーにて財務部門、VAIO事業、So-net事業、ソニー韓国社長などの要職を歴任したのち、元ソニー代表の出井伸之氏とともにクオンタムリープ・アジアを立ち上げた経営者です。現在はクオンタムリープグループの代表として、国内外100社以上のスタートアップを支援し続けています。圧倒的な経験と幅広いネットワークを背景に、「理想をどう実装するか」を現実的な視点で示し、実行へ導いていただける方です。ノウタスが研究開発を進めている「いつでも、どこでも、だれでも」を実現する新しいぶどう生産技術にも早くから強い関心を寄せ、惜しみない支援を続けてくださいました。
さらに、クオンタムリープのチームには各分野のトップクラスの専門家がそろっています。今回、資本業務提携も締結し、彼らの知見へ直接アクセスできることは、当社の技術戦略と資本政策を一段と強固にしてくれる大きな財産です。
村上信五さん
村上さんはアイドルタレントとして活躍されながら、2023年よりノウタスの非常勤社員として当社へ参画していただいています。
ぶどうブランド「パープルM」の事業管掌VPとしてぶどうの規格外品を活用した商品企画などを推進していただきました。
村上さんとはノウタスを設立してまだ半年ほどの頃に出会い、その数日後にはノウタスへの参画や事業構想について話してましたので、ノウタス創業メンバーの一人と言ってしまってもよいかもしれません。
Googleストリートビューでたまたま見つけた耕作放棄地に2人で現地まで見に行ったり(現在の高槻農園です)、自らアイデアを企画書にしてプレゼンしていただいたり、事業戦略で夜な夜な共に悩んだり。多忙な中でも動きは抜群に早く、人と人をつなぐ手腕も見事です。ペロブスカイト太陽電池の宮坂力先生との出会いも、村上さんの紹介がきっかけでした。そして何より真摯で勉強熱心。農業も社会課題も「自分事」として受け止め、学び続ける姿勢は、とても尊敬しています。今回の取締役就任により、名実ともに経営陣の一員として(もちろん本業最優先で)、「人・企業・地域」をつなぎ、共創をさらに推進していっていただきたいと思っています。
ちなみに「私も村上さんの本業での活躍について、もっと理解を深めなければ」と思い、ファンクラブにも入ったのですが、なかなかライブチケットが当たりません。当たるコツなどあればぜひみなさん教えてください。
すべての人に「農を足す」会社へ
ノウタスという社名には、「人生に農を足す」という想いがこもっています。
農業を「誰かがどこかでやるもの」から、「みんながどこでも関われるもの」へ。
「いつかはやりたい」を「今すぐできる」に変える挑戦を続けています。
中村さんの“未来を形にする力”と、村上さんの“人をつなぐ力”で、ノウタスはさらに力強く前進します。
これから私たちが創る新しい農業の世界に、ぜひご期待ください。
そして、もしよろしければ、あなたもノウタスと一緒に未来を創っていきましょう!