
ノウタス高槻農園の2年目のお話 7月編
こんにちは!ノウタス高槻農園のさとちゃんです。
今月も農園での作業の様子をお届けします!
7月は、収穫に向けて大事な仕上げ作業が続く時期。
ぶどうたちの実も日に日に大きく、色づいてきたかな?というぶどうも見られます🍇
そんな嬉しい出来事もあれば、とても悲しいトラブルも…。
農園のリアルな日々を、今月もどうぞご覧ください!
Contents
7/2 (農園開放日)、7/10 ①摘粒と②ジベレリン処理(2回目)


7/7 袋かけ前、最後の農薬散布
べと病の初期症状が見られてから、約3週間。
なんとか広がらないよう注意深く見守りながら過ごしてきました。
ここを乗り切れば、ぶどうたちを袋で守り、より強い農薬を散布することができます!
どうか、被害が最小限でおさまりますように…と願いながらの作業でした。
7/12(農園開放日)袋かけ作業
約20名、たくさんの方にご参加いただき、ぶどう一房一房に丁寧に袋をかけました。
雨やほこり、害虫などから守る“最終仕上げ”とも言える作業。
袋をかけたぶどうを見ると、収穫まであと少しなんだなと実感します。
病気の広がりに気持ちが沈んでいましたが、少し明るい気持ちになりました。


7/14・24 仕上げの薬剤散布(3回中2回完了)
7月中旬と下旬にかけて、袋かけ後の強めの薬剤を2回散布しました。
ぶどうを守るラストスパートです。
ぶどうの色が紫に変わり始め、収穫の気配が近づく中…
なんと、一部のぶどうが動物に食べられてしまっていることが発覚。

犯人は、おそらくアライグマなどの小動物。
袋の上から実をかじられた痕もあり、ここまで大切に育ててきたぶどうたちに被害が出てしまいました。悲しい。とても深刻です。。
今週末に電気柵を設置予定だったのですが、すでに100房近くが被害に。
8/2 電気柵の設置と、被害果の処理へ
これ以上の被害を防ぐため、8/2にシェアツリー会員さんのお力をお借りし、みんなで電気柵を設置する予定です!
被害を受けたぶどうの撤去や確認作業も同時に進めていきます。
おわりに
7月は、袋かけというひとつの区切りを迎えた一方で、自然との向き合い方についても深く考えさせられる月となりました。
人の手ではどうにもならないこともあるけれど、それでも前を向いて、一房でも多くのぶどうを無事に届けたい。
そんな気持ちで、日々の作業に向き合いたいと思います。
また8月も、農園の様子をお届けしますね🍀
最後までご覧いただきありがとうございました。
ノウタス高槻農園では、ぶどうのシェアツリー会員さんを随時募集中です。会員さんは、高槻農園のメンバーシッププログラムに参加し、ぶどうの木の成長(トラブルも、、、)を共に見守りながら収穫を楽しむことができます。ぜひ以下のサイトからチェックしてみてください!
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