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ノウタス 高槻農園 害獣対策 電気柵

高槻農園でぶどうの獣害対策「電気柵」の設置

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ノウタスでは大阪府高槻市でぶどう畑を管理していまして、現在シャインマスカット、ピオーネ、紅伊豆などの品種を栽培しています。

こちらのぶどう畑はシェアツリー会員のかた達のご協力のもと栽培と管理をしているのですが、今年は獣害がかなりひどく、相当な数のぶどうが地域の獣たちの餌となってしまっています。(高槻農園の獣害もおそらくアライグマですね)

この獣害被害防止のために一番効果があると思われる「電気柵」の設置をしてきました。

獣害の状況

7月の農作業の時期から、だいぶ獣害被害が発生しています。

せっかく実ったぶどうの半分くらいはやられてしまったのではないかと思います。

高槻農園は山中の自然豊かな場所にあるため、ぶどうを狙う野生動物も多くいるようです。

ぶどうの房にかけた袋が取られ、ぶどうが食い荒らされてしまっています

電気柵の設置作業

8月初旬、これ以上の獣害を防ぐための最終兵器「電気柵」の設置作業を行いました。

まずは畑の周りの柵を設置する場所の草刈りです。除草剤をある程度撒いているとはいえ雑草がスゴいです。

作業時間の半分以上は草刈りでした。

写真に写っているポールと線は以前に設置してあった電気柵です(本体は壊れ、線も途中で切れていて機能してません)
草刈り後、新しく設置する電気柵のポールを地面に刺していきます。
地面に刺したポールに金具をつけ、電気が通る”ヨリ線”を張っていきます。このあたりの作業は当日来ていただいたシェアツリー会員のみなさんに作業していただきました。
ソーラーパネルバッテリー式の電気柵の本体です。

電流が流れる線を電気柵のヨリ線に繋ぎ、畑の周りに電気柵が張り巡らされて設置完了です。

ワタクシ設置後の電流確認作業中に誤って感電してしまったのですが、ビリビリっと来ました。これなら動物も来ないぞ!
※高圧電流の感電には十分に気をつけましょう。

畑の出入り口まで隙間なく電気柵を設置!

電気柵設置後の状況

畑の周りに電気柵を設置してから半月ほど経ちますが、その後獣害は発生していないようです。

やはり獣害対策には電気柵が最強!でした。残ったぶどうの房が無事に収穫できますように。


ノウタス高槻農園では、ぶどうのシェアツリー会員さんを随時募集中です。会員さんは、高槻農園のメンバーシッププログラムに参加し、ぶどうの木の成長(トラブルも、、、)を共に見守りながら収穫を楽しむことができます。ぜひ以下のサイトからチェックしてみてください!

▼ノウタス高槻農園の公式サイトはこちら
https://takatsuki.notas.co.jp/

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