2月17日 プノンペンの18%が赤色?旧正月ってなんだ!?
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ショッピングモールで100人を数えてみた
2026年2月17日、カンボジアの首都プノンペン。
朝から街の様子がいつもと違います。普段ならバイクと車で埋め尽くされる大通りは驚くほど静か。
ローカルのレストランの多くが一斉に休んでいます。一方で路地裏に入れば、日中から缶ビールを飲んで笑っている人々をたくさん見かけます。
そう、今日は「旧正月(春節)」当日です!
このお祭りムードの中、僕が気になったのは人々の「色」でした。
「やけに赤い服の人が多いな……」
ということで、ショッピングモールの一角に座り、通り過ぎる人々100人をカウントしてみることにしました!
・・・
なんと赤いシャツを着ていた人は100人中18人!
プノンペンの18%が赤色、と言ってもよいかと思います 笑
日本では見かけない光景ですが、プノンペンでは、この「18%の赤」が季節の大事な区切りなんです。

旧正月ってなに?? 答えは「農業カレンダー」
そもそも、日本人にはあまり馴染みのない「旧正月」とは何なのでしょうか。
ルーツを辿れば、古代中国に突き当たります。約3,500年前、神や先祖に豊作を感謝し、新しい年の実りを祈った祭事が始まりとされています。中国から伝わったこの文化は、長い年月をかけてカンボジアを含む東南アジア全域に広まり、今ではそれぞれの国で独自の発展を遂げています。
つまり、旧正月は農業と強く紐づいた日になります。旧正月は別名「春節」とも呼ばれますが、これは「冬が終わり、大地が芽吹く準備を始める時期」ということらしい。
農家にとっては新しい耕作サイクルの始まりなんですね!
なぜ赤なの?
これはなんとなくわかるんですよね。エネルギーが高く感じます。
赤と金。この組み合わせは鉄板だと思います。太陽と生命力、完熟、こういう意味合いということです。

例えば、この時期に欠かせないのが「みかん(オレンジ)」です。
みかんは黄金(金運)を呼ぶ縁起物とされています。写真にある通り、この時期のみかんは必ずと言っていいほど「赤い容れ物」に入れられます!黄金色のみかんと、真っ赤なパッケージ。 このコントラストは、アジアの人々にとって「最高に縁起が良い、豊かさの象徴」です。

ちなみに、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」でも、旧正月限定ドーナツが出てました!笑
旧正月を支える「農業経済」の爆発力
旧正月期間中、東南アジアの食品需要はなんと通常の数倍から数十倍に跳ね上がるんだとか。
価格も高騰するので、農家にとってはこの時期に出荷タイミングを合わせるのが普通で、かきいれ時だそうです。
稼いで、赤いシャツ着て、酒飲んで、笑う!
いやー、なんかシンプルに、エネルギッシュ!
日本に住んでいたときは、旧正月は中国の行事だと思っていました。しかし東南アジアに住んでみると、旧正月は中国だけのものではなくて、豊かさを祝い、豊かさを祈る、エネルギッシュな、人々にとっての大事なハレの日なんだな、と体感しました。
面白いものです。