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農を味わう

知らん農産物を食べてみよう!第一弾「アレッタ」

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【アレッタ】
おすすめ度…★★★★★
意外度...★★☆☆☆
食感の良さ…★★★★☆

みなさんこんにちは。
年末年始はいかがお過ごしでしょうか。私は気づいたら9連休も終盤に差し掛かり絶望に暮れています。

さて、我々ノウタスはみなさんご存知の通り農業の会社です。
市場に出回っている農作物事情はきちんとチェックしておかなければ、ということで、スーパーや八百屋さんで見かけた知らない農作物を食べる記事を書いてみようと思います。

第一弾となる今回は、「アレッタ」という野菜です。

近所のスーパーで見つけました。見落とすところだった。

パッケージはこんな感じ。
“NEW VEGTABLE”と銘打ってあるように、平成23年に品種登録されたニューカマーなようです。

パッケージに表記がある通り、ブロッコリーとケールを組み合わせた野菜みたいですね。
アブラナ科の野菜はすぐに交配するので畑の端っこでよくわからない野菜ができていた、という話を農家さんから聞いたことがありますが、アレッタもそんな交配のしやすさから生まれたのかもしれません。

ではさっそく開封していきましょう。

群馬生まれのアレッタさん…関東で生まれた外国人、みたいな趣がある

見た目はこんな感じ。
ブロッコリーの細い茎に、ケール由来の厚い葉っぱがついています。
両親の特徴をちょうど半々で受け継いでいる感じに見えますね。

では料理していきましょう。

アブラナ科の葉野菜なので、オーソドックスに塩茹でとガーリックバターソテーにしようと思います。

鮮やかな緑色ですね〜

茎が太いので、茎から先に火を通し、30秒ほど遅れて葉を入れていきます…

あ、余談ですが、野菜を塩茹でにするときは塩分濃度を1.5%以上にすると味が締まりますよ。
具体定には、1リットルのお湯に大匙一杯くらいの塩です。(粗塩の場合大盛り一杯くらい)

実食です

ちょっと意外だったのが、火を通してもあまり葉が縮まないことです。
同じアブラナ科のほうれん草とか小松菜はすぐ小さくなっちゃいますからね…

ではまずバターソテーからいってみましょう。

これは!!食べ応えがあってうまい!!
クセがなくかなり美味しいです。茎はそのままブロッコリーの感じですが、皮を剥かなくても柔らかく、とても調理が楽です。

葉は旨みが強く、火を通しても縮まないので少しシャクシャクとした食感が残っていて口の中が楽しいですね。

塩茹でいってみましょう!

お!!!私これ好き!!!

前述したように火を通しても葉が縮まないので、ギュッギュッと野菜を食べている感じが強くて美味しいです。それに葉っぱ自体の旨みが強いので、塩茹でだけで美味しいですね。マヨネーズなくても良いくらいです。
菜の花みたいな旨みがあるので、塩茹でした後の汁も美味しいのが良かったです。

総じて火を通しても存在感がしっかりと残るので、おひたしにしたり、パスタに入れたり、天ぷらにしたり、味噌汁にしたり、いろんな調理法でおいしくいただける万能選手だなと感じました。

まとめ

個人的に今後も買い続けたいくらい美味しいです!!!
買う前は「ブロッコリーとケールでいいのでは?」とか思ってたのですが、これにしか出せない魅力が確かにありますね。
アレッタ自体に旨みと歯応えの存在感があるので、次は味噌汁とパスタに入れてみようと思います。

第一弾から良い野菜を知れて、得した気分です!

それでは次回もお楽しみに!

余談

中からちいちゃいブロッコリーのつぼみが出てきました。都会で地元の人に会った、みたいな安心感がありますね。

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