高槻から全国へ。パープルMの第一歩

これ、何だと思いますか?
じつは、ぶどうの挿し木です。
しかも、ノウタスのオリジナル品種「パープルM」。
いよいよ、たくさんの苗をつくり、各地へ広げていくための準備が始まっています。
いま考えているのは、「高槻から全国へ」という展開です。
現在のシェアツリーをさらにパワーアップさせて、高槻を本拠地にしながら、全国のいろいろな場所で、みなさんと一緒にパープルMを育てていく。
高槻農園にあるぶどうの木を応援するだけでなく、ぶどうが各地で根を張り、土地ごとの物語が生まれていくところまでみんなでシェアできたら、おもしろいと思っています。
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ぶどうの増やし方
ところで、ぶどうがどうやって増えるか、知っていますか?
普通は、種をまいて増やすと思いますよね。僕も最初はそう思っていました。
でも、種から育てると、親と子、あるいは兄弟でも顔や性格が違うように、親とは異なる特徴を持ったぶどうが生まれます。
では、シャインマスカットや巨峰のように、同じ品種を増やすにはどうするのか。
その方法のひとつが「挿し木」です。
枝を切り、土に挿して育てると、やがて根が出て、一本の新しい木になります。種から生まれた子どもではなく、元の木と同じ性質を受け継いだ、いわば「枝のクローン」です。
もうひとつ、「接ぎ木」という方法もあります。別の木を土台にして、そこへ増やしたい品種の枝をつなぎ、育てていく方法です。
つまり、日本各地で育てられている同じ品種のぶどうも、元をたどっていけば、ひとつの原木から枝が受け継がれ、各地へ広がっていったものなのです。
パープルMも、いままさにその最初の段階にいます。
写真に写っている小さな枝の一本一本が根を張り、木になり、いつか高槻を飛び出して、日本のあちこちで実をつける。
パープルMの物語は、いま、この小さなポットから始まろうとしています。