
ぶどうの魅力に迫る! (5)今年のぶどうのトレンドは??
今年(2025年)、注目すべきぶどうの品種やトレンドについて、独自視点で最新の動向をまとめてみました。
Contents
1. お取り寄せで人気のぶどう
「産地直送通販 食べチョク」によると、今年もシャインマスカットの人気は衰えを見せません。特に、シャインマスカットから生まれた次世代の新品種が注目を集めています。
*参照:「人気のぶどう」に関する産地直送の商品|食べチョク|産地直送(産直)お取り寄せ通販 – 農家・漁師から旬の食材を直送
- 富士の輝き(シャインマスカット×ウインク):
“見た目は黒く、パリッとした食感”
「ブラックシャインマスカット」とも呼ばれ、黒い皮が特徴的なこのぶどうは、ライチのような風味と、長時間楽しめる甘さが魅力。パリッとした食感で、見た目にも美しい品種です。 - マスカ・サーティーン(シャインマスカット×ロザリオロッソ):
“丸い見た目に、ちゅるんとした柔らかな食感”
丸い形状で、柔らかな食感が特徴です。はちみつのように甘く、甘いものが好きな人にぴったりの品種です。 - マイハート(シャインマスカット×ウインク):
“かわいい見た目に、サクッとした食感”
なんと、粒がハート型のこのぶどう。ピンク色の可愛らしい見た目と、サクッとした歯ごたえ、さわやかな甘さが楽しめます。見た目にも美味しさにもインパクト大の品種です。
王道のシャインマスカットに加え、次世代を担う新品種が登場し、消費者からの注目を集めています。
2. Instagramでのトレンド
Instagramでは、「#ぶどう」の投稿が87.2万件(2025.4現在)を超えており、お菓子やデザート、栽培の様子など、ぶどうに関連するコンテンツが多くシェアされています。調査した中でも、「#ぶどう食べ放題」「#ぶどうピアス」など関連のハッシュタグが多数ありました。

特に目立つのは、農園アカウントからの投稿です。農園で採れた立派なぶどうや、剪定作業の様子、ぶどう狩りの楽しさを伝えるリール動画が人気を集めています。例えば、「マルエス農園」の剪定作業の動画は、なんと868万回(2025.4現在)も再生されています。
また、ぶどうを使ったデザートやお菓子の投稿も多くあり、特にぶどうが美しく並べられたタルトケーキが”インスタ映え”し印象的でした。加えて、人気のため入手困難な「シャインマスカットボンボン」などのASMR動画も流行しており、視覚や聴覚で楽しむぶどうの新たな形が登場しています。お店で見かけたときは、みなさんも手にとってみてはいかがでしょうか?
3. 農業関連のトレンド調査
日本農業新聞(2025)では、流通業者や販売者が注目しているぶどうの品種について調査しています。流通・販売のプロ注目のぶどうのトレンドをご紹介します。
*参照:[農畜産物トレンド調査]今年の果実・野菜1位は… 消費者の胃袋 手堅くつかめ / 日本農業新聞
- シャインマスカット:
2025年の果物全体の売れ筋ランキングで5位を記録しており、2023年までは13年連続で首位を飾っていました。今年も変わらず、その人気の高さがうかがえます。
*参照:[農畜産物トレンド調査](2)果実 シャイン首位堅持 スイカ、柿もヒットの兆し/日本農業新聞 - ナガノパープル:
同ランキング8位に君臨。巨峰とリザマートの交配種で、皮ごと食べられる手軽さと高い糖度で人気です。手間をかけずに美味しく食べられる点が魅力的。 - クインルージュ®:
シャインマスカットとユニコーンの交配種で、22~23%の高い糖度を持つ赤いぶどう。種なしで皮ごと食べられるため、おしゃれで、手を汚すことなく食べられると評価されています。
2025年もぶどうに大注目!
今年のぶどう業界では、シャインマスカットを筆頭に、次世代の新品種が続々登場し、話題を集めています。
また、SNSでは、農園の様子や美しく盛り付けられたぶどうスイーツの写真が多くシェアされるなど、見た目でも楽しめる新しいスタイルが広まりつつあります。
2025年も、さまざまな品種や食べ方、さらに新しい楽しみ方が登場し、ぶどうの世界はますます盛り上がりを見せています。ぶどうの動向、目が離せません!
「ぶどうの魅力に迫る」シリーズ記事全5回 まとめ
これであなたもぶどうの魅力について、より理解が深まったのではないでしょうか?
ぶどうの魅力は、食べるだけにとどまらず、その多様性にあります。次回も一緒に、奥深いぶどうの世界を探求していきましょう!
※一部画像はAI生成によるイメージ画像を使用しています。