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ノウタス 高槻農園

ノウタス高槻農園の2年目のお話 6月編

こんにちは!ノウタス高槻農園のさとちゃんです。
今月も農園での作業の様子をお届けします!

6月は…とても大変でした!
梅雨の時期ではありましたが、生きもの相手にお休みしている場合ではなく!!

ぶどうの花が咲き、房切り・誘引作業、ジベレリン処理(1回目)、べと病の初期症状の対策も意識した農薬散布、摘粒と今月も大事な作業が盛りだくさん!!!

ぶどうの花

派手な花びらがあるわけではなく、とても小さいのですが、ほんのり甘い香りがしました。

6/2 農園開放日 ①誘引作業、房切り作業②除草作業

8名の方にご参加いただきました!

誘引作業
房切り

ジベレリン処理

花が8〜10割くらい咲いた頃から3日以内くらいまでが、ジベレリン処理のベストタイミングだそうです。
この時期を逃すと、ジベ処理の効果が出にくくなり(種ができてしまったり)、実の数もかなり減ってしまうことがあるのだとか。なかには、5〜10粒程しかつかない場合もあるそうです。

特に1回目のジベ処理は、その後のぶどうの出来を大きく左右する重要な作業。
とはいえ、ぶどうの花は一斉に咲くわけではなく、枝によって咲き具合もばらばらでした。さらに梅雨時期で雨も多く、作業できる日も限られていました。
「この日だけは外せない!」というジベ処理の初日。
そんな大切な日に、娘が発熱……!ひさびさの抱っこ紐。娘を背負いながらの作業になりましたw
大事な日に限ってというのもよくある話で、でも、ぶどうも待ってくれない。
改めて、農家さんの大変さと覚悟を実感した一日でした。

ジベ処理約4日後
ジベ処理約10日後、見るたびに大きく成長してくれています

最終のジベ処理の数のご報告です。
だいたい2-4日おきに、3回に分けて作業をしました。①6/10, ②6/12, ③6/16

1列目: ①133 ②218 ③29(合計380)
2列目: ①81 ②57 ③27(合計165)
3列目: ①15 ②96 ③106(合計217)

小さいものも含めますが、合計で762でした。

べと病初期症状発覚

実は、6月に入ってから、少し気になる葉が出始めました。どうやら、べと病の初期症状のようです。
べと病に効果がある農薬を追加して散布しました。

7月中頃には袋がけを行い、少し強めの農薬も散布する予定なので、そこまで無事にたどり着ければ、病気が広がる心配は少ないとのこと。

何とかこのまま広がらずに済むよう、しっかり見守っていきたいと思います!
【左:葉の裏にカビのようなもの(参考)/右:一部濃い白(高槻農園)】

6/21 農園開放日 摘粒

12名の方にご参加いただきました!

ぶどうの房には、たくさんの実がぎゅっとついています。ひと房ずつ、バランスを見ながら粒を間引いてスッキリと。散髪している気分です。立派なぶどうに育てるための大切な作業になります。

摘粒

ご家族やお子さま連れの方も多く、とてもにぎやかな雰囲気の中での作業となりました。
摘粒後のぶどうの実で遊んだり、カエルや虫と遊んだり、自然の中での『非日常の体験』を楽しんでいただけたのではないかと感じました。
みなさま、暑い中ご参加いただきありがとうございました。

7月の予定

  • ジベレリン処理(2回目):種なしぶどうにするためのホルモン処理。
  • 袋かけ:ほこりや雨水から守るための工程。最終工程。

7月は「ジベレリン処理(2回目)」や「袋かけ」といった、ぶどうづくりの最終仕上げの工程が待っています!
来月も、楽しみにしていただけたら嬉しいです♪

最後までご覧いただきありがとうございました。


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